メッセージカードや一筆箋は、手紙と違って文章を書くスペースが少ないため、詳しく内容を記すことができません。
ハガキや手紙よりも簡易的なものなので、親しい友人などに用いるのはよいですが、改まったときや目上の方、上司に使用するのは失礼になりますから注意しましょう。
今は、かわいい誕生日カードやクリスマスカードなど、おしゃれでセンスのよいメッセージカードや一筆箋も販売されているので、楽しみながら選んでくださいね。
メッセージカード・一筆箋の構成
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≪メッセージカード≫
1.タイトル・挨拶
カードにタイトルなどが印刷されている場合は、わざわざ書く必要はありません。
2.主文
お祝いの言葉や近況報告などを伝える。
3.相手への思いやりの言葉
これからのお付き合いのお願いや、相手の健康を祈る言葉を伝えましょう。
4.日付・署名
結婚祝い、出産祝い、クリスマスや誕生日など、かわいいおしゃれなカードが多く販売されています。相手のことを思って選ぶカード選びも楽しみの一つです。センスのあるカード選びをしてみてくださいね。
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≪一筆箋≫
1.季節の挨拶
省略してもかまいません。
2.主文
お祝いの言葉や近況報告を伝えます。品物についての説明をしましょう。
3.相手への思いやりの言葉
これからのお付き合いのお願いや、相手の健康を祈る言葉を伝えましょう。
4.日付・署名
一筆箋を贈り物に添えるときは、メッセージは長くても2枚におさまるように書きます。一筆箋は親しい相手に贈るものなので、季節の挨拶や「拝啓」「敬具」など頭語や結語は、省略して堅苦しくない文章でかいてもかまいません。
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カード・一筆箋の使い方よくあるQ&A
よくある疑問をまとめています。
上司や目上の方に送ってもかまわない?
上司や目上の方でも親しい関係にある人には、メッセージカードや一筆箋を用いるのもよいですが、基本的には上司や目上の方にはきちんと手紙で伝えるようにしましょう。
クリスマスや誕生日、金婚式や賀寿などの祝い事では、上司や目上の方であってもカードを使用してもよいでしょう。あくまでカードや一筆箋は、略式なものだということを覚えておくようにしましょう。
内容がおさまらないときはどうする?
メッセージカードや一筆箋に無理に内容を詰め込んでしまうと、文字が小さくなったりはみ出だり、全体のバランスも崩れ見た目がよくないし、相手も文章が読みずらいことでしょう。このような場合は、便箋に書いて封書で伝えるようにしましょう。
お詫びを伝えるときに利用してもよい?
お祝いが遅くなってしまうことや、お返しが遅くなってしまうことがあります。そのようなときは、遅れてしまって申し訳なかったことを、相手に誠意をもって伝えるためにも、はがきや手紙でちゃんとしたかたちで伝えるようにしましょう。
年賀状や寒中見舞い、暑中見舞いなど、季節の挨拶状に兼ねて気持ちを伝えるようにするとよいでしょう。
一筆箋単独で出してもかまわない?
メッセージカードや一筆箋は、贈り物に添えるときに使うものなので、単独でメッセージを書いて送らないように注意しましょう。