出産の報告をするときは、ほとんどの場合は葉書で伝えてもよいですが、目上の方や上司に出すときは封書で出すようにしましょう。
親しい友人でも、葉書に内容が書ききれないときは、手紙で出すとよいでしょう。ここでは、出産報告のマナーとメッセージの書き方、例文を紹介します。
出産報告は出した方がよい?
あまり親しくない方には、出産報告の葉書は出さなくてもかまいません。
報告を受けた相手が「お祝いをしないといけない」と気を使ってしまうことがあります。どうしても伝えたいと思うなら、暑中見舞いや年賀状などに兼ねて、さりげなく報告するとよいでしょう。
出産報告の葉書や手紙を書くときは、相手がどんな状況であるか考えて、思いやりのある言葉で伝えることが必要です。
子供のいない方への出産祝いの報告
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赤ちゃんが生まれ、家族が増えたことはとてもうれしいことですが、子供のいない方へ出産報告をするときは、はしゃいだ文章にならないように配慮しましょう。
年賀状や暑中見舞いに兼ねて、さりげなくお知らせするとよいでしょう。
喜びは控え、伝えたい内容だけを書くようにし、思いやりのあるメッセージにしてくださいね。
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出産報告のはがきや手紙を出す時期
葉書や手紙を出す時期は、赤ちゃんが生まれてから半月頃がよいでしょう。体調がすぐれないときやバタバタしているときは、無理をして書く必要はないので、落ち着てから報告葉書を出すようにしてくださいね。
メッセージの書き方ポイント
親しい方へ葉書で出産報告するときは、「赤ちゃんが生まれました!」「はじめてましてのごあいさつ」など、タイトルを付けると印象的です。上司や目上の方には、頭語や結語を使ってきちんと報告してくださいね。
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- 赤ちゃんの性別や名前、誕生日など、伝えたいことを正確に!
- 母子の様子を伝えよう。
- 素直に喜びを表現しよう(親しい相手に限る)、産休で迷惑をかけたことなど
- 今後のお付き合いをお願いしましょう。
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最近ではプリントされたはがきで報告をする方も多いので、一言でも手書きのメッセージを添えて温かな出産報告のはがきを送りましょう。
文例1:上司への出産報告
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拝啓 秋冷の候、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、このたび○月○日、待望の第一子が誕生いたしました。一歩一歩、自分の足で頑張って歩いてほしいと思い、歩(あゆむ)と名付けました。
おかげさまで、産後の肥立ちもよく、母子ともに体調も良好ですのでご安心ください。
これからは夫婦二人で力を合わせ、息子とともに成長していきたい所存でございますので、今後もご指導くださいますようお願い申し上げます。
略式ながら書中にてご報告申し上げます。
敬具
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文例2:友達への出産報告
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☆赤ちゃんが生まれました☆
○月○日、我が家に新しい家族が生まれました。名前は歩です。
初めての子育てに戸惑いながら、毎日を楽しく過ごしています。先輩ママの○○助けを借りることもあるかもしれないけれど、そのときはどうぞよろしくお願いします。
落ち着いたら歩と一緒に遊びに行かせてくださいね。
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