婚礼に関する熨斗は、紅白10本の結び切りの水引を用います。結婚は一度だけであってほしいお祝いのため、ほどけることがないように結び切りを選びます。
婚礼では、夫婦で手と手を取り合うということから、紅白10本の水引を用いるのが基本ですが、ちょっとした品であれば7本の水引を用いることもあります。
熨斗には、夫婦連名で名前を書くようにしますが、「新郎が右側」に「新婦が左側」になるように、名前を書きます。婿養子のときは、「新婦が右側」「新郎が左側」となります。
内祝い:熨斗の表書き・名前の書き方
■熨斗の上 書き方
内祝 ・ 寿
■熨斗の下 書き方
新姓と新郎(右)新婦(左)
※婿養子の場合は、新婦(右)新郎(左)になります。
以前は熨斗に書く名前は、両家の姓をそれぞれ書いていましたが、最近では夫婦連名で書くことが増えています。名前を夫婦連名にする場合、旧姓ではなく新姓を熨斗に書くようにします。
引き出物:熨斗の表書き・名前の書き方
■熨斗の上 書き方
寿 ・ 御礼
■熨斗の下 書き方
両家の姓 ・ 御両家の姓+家 ・ 新郎新婦の名前
近頃では、引き菓子の熨斗には、新郎新婦の名前を書くことが多いようです。